2023年(令和5年)岳南会総会が開催される。(1月5日)

　去る1月5日(木)、佐久グランドホテルを会場に恒例の代議員会・総会が開催されました。参加はおよそ８0名。第八波真っ直中でしたが、野沢北高等学校の職員の皆さんおよび会場の佐久グランドホテルに安全な会議の開催と運営にご尽力いただき、全日程を無事終了することができました。改めて深く感謝申し上げます。
　
　総会前の昼食休憩中には、120周年記念事業の一環として、86回生の皆さんの寄付金によって制作、放映されたＳＢＣ番組『誇らんかな　その伝統』を鑑賞するひと時もありました。
　
　総会では冒頭、吉岡徹同窓会長が挨拶に立ち、昨秋10月22日(土)に開催された創立120周年記念式典開催への感謝と野沢南高校との再編統合によって誕生する新校への期待を熱く語り会場の共感を得ました。続いて校長の柳沢敬先生からは、困難な環境の下にあっても教育活動を冷静に遂行した職員や生徒の評価や再編統合に向けた準備状況などについてご報告をいただきました。引き続き議事に入り、午前の代議員会で説明された以下の内容について、提案通り議決、承認されました。

　上記議事の特記事項について記しておきます。
　ア　令和４年会計決算報告では、学校事務長より67回68回87回88回生より多額の寄付金をいただいたことが報告されました。
　イ　創立120周年記念行事では、1000名弱の参加者があったことおよびフォーラムのまとめの冊子を作成中という報告がありました。
　ウ　第2期高校再編では、野沢北校地においてＮＳＤ（長野県スクールデザイン）プロジェクトに沿った整備が始まることが報告されました。
　エ　役員の皆さんは2年の任期が切れるわけではあるが引き続きその任についていただくことが承認されました。
　オ　学有林の処分については、樹木は（株）吉本に売却。土地については細萱忠敬様（60回）に100万円で購入いただいたことが報告されました。

　
　引き続き記念講演会。今年の記念講演はグループホームせせらぎホーム長で看護学博士の堀内園子先生(84回)、演題は『脳の可能性を広げる工夫と老いへの備え～笑顔でバトンを渡していこう～』簡単なゲーム（実はむずかしいですが）を交えながら楽しくお話を拝聴することができました。落ち込んでいる人に強い励ましはかえって逆効果だと言うことを数式を用いてわかりやすく説明されました。最後に7分間のスキンシップが呆けないために非常に重要であるということでした。その事案が間近な参加者にとってたいへん為になるお話だったと思います。

　
　最後は懇親会。

　56名の参加の下、なごやかに歓談し、旧交を温めることができました。