2017(平成29)年3月に発表された『学びの改革 基本構想』は、長野県の高校教育の伝統の上に、新たな社会を創造する力として「探究的な学び」の重要性を多面的、重層的に分析し、優れた教育理念を表明するものとなっている。
このたびの『再編・整備計画【一次】』は、この教育理念を具体化し、佐久新校を「卓越した探究的な学び」の拠点と位置づけ、生徒や地域の高度なニーズに応え、世界の未来を牽引するリーダーを育成することを求めている。
こうした再編・整備の方針を基礎に、2校(野沢北・野沢南)同窓会は次のとおり目指すべき「期待する学校像」を示し、その実現に向けて積極的に学校を支援していくことを表明する。
- 佐久地域の進学校として、百有余年におよび内外に幾多の優れた人材を輩出してきた伝統を継承し、「卓越した探究的な学び」を深め、確かな学力と豊かな創造性を育み、生徒が高い志を実現することができる学校
- 課外活動や社会貢献など、様々な機会をとおして生徒の人格を陶冶し、精神力や体力を涵養し、社会に信頼され、貢献できる生徒を育成する学校
- 「卓越した探究的な学び」の拠点として、生徒が対話的で深い学びを展開し、切磋琢磨して時代を切り拓いていく教育にふさわしい環境が整備された学校
(1) 知的創造力を磨く学習を支える教育職員の充実および大学企業等諸機関との連携
(2) 時代の最先端に触れ、個別最適な学びを支える斬新な施設設備および教育環境の整備