大沢支部総会が開催されました。(2024年9月13日)

 過ぎてゆく夏のなごりを惜しむ、そのような心情を峻拒する所謂「残暑」が列島を蓋いつづける長月半ば、今年度の大沢支部総会が「十一屋本店」で開催されました。2024年に入って、支部総会は東支部、南牧支部、臼田支部、小海支部、八千穂支部、小諸支部に続き7回目。大沢支部は2019年から5年振りの開催となりました。
 出席は支部会員9人、来賓3人の計12人。
 武者泰雄副支部長(80回)から5年間の支部経過の報告があり、続いて役員改選等を了承しました。
 吉田茂哲支部長(69回)は、挨拶の中で久しぶりの開催を喜ぶとともにより多くの会員の皆さんの参加を促し、新校創設に向けた意見交換の意義を語りました。

 同窓会からは、地元支部在住でもある吉岡徹岳南会長(57回)が出席、この間の母校120周年記念式典の成功、2029年の佐久新校開設に向けた推進協議会の活動について報告されました。また学校の近況については就任3年目の柳沢敬校長(79回)から報告があり、DXハイスクール(文部科学省)の指定をうけた情報教育の推進、探究活動と進学の機能的な結びつきの重要性、海外研修による生徒のグローバルな課題の発見、全3年生の校長面談の成果など、多様な活動が語られました。

 さらに篠原秀郷副会長(65回)からは佐久新校の環境整備に取り組む「佐久新校創設推進協議会」の活動が報告され、生徒の通学の安全性を確保することを大前提にした、現野沢北高校西側への校地拡幅の進捗について説明がありました。基本計画の策定に向け、いよいよ重大な局面を迎えていることが緊張とともに伝わってきました。
 続いて懇親会。テーブルのそこここで青春の日々を回顧して恩師や旧友、班活動の思い出に花が咲き、近隣の同窓生の消息を語り合うなど、旧交を温める一夜となりました。