卒業50周年記念事業

2024年(令和6年)11月30日

　令和６年１１月３０日(土)、浅間山がうっすら雪をいただいた小春日和の中、佐久グランドホテルにおいて「卒業５０周年（昭和４９年卒）記念式典・祝賀同窓会」を開催いたしました。７０回生のこの記念事業コンセプトは「まだまだ青春」「母校への恩返し～次世代への応援」でした。
　
　来賓に同窓会副会長木内美穂様、野沢北高校柳沢敬校長先生、恩師である藤沢平治先生をお迎えし、記念事業の１つでもある母校への協賛金も贈呈することができました。
　
　来賓の木内副会長様からは「今も面々と受け継がれている北高スピリット」を、柳沢校長先生からは５年後開校予定の佐久新校(仮称)の様子と新校に受け継がれていく現在の北高の取組みについて熱く語っていただきました。また、現役時代と代わらぬ様子で終始会場を沸かせておられた藤沢先生のお姿や宿岩多計志先生、馬場梅二郎先生のメッセージからは年を重ねても「生きる」ことへの心意気を教えていただきました。この日全国各地から集った総勢9０名近い参加者も、すでに鬼籍に入られた友や恩師とともに過ごした高校時代の思い出を語り合い懐かしみ、これからの人生に潤いやエネルギーをいただいたあっという間の４時間でした。
　
　時代の急激な変化の中、高校再編により新校となり母校がなくなってしまうような一抹の寂しさがありましたが、柳沢校長先生のお話をうかがい、私たちの根っこを大きく育ててくれた母校がより発展した形で次世代に受け継がれることを確信し、新校になっても今までとかわらない期待と岳南会の益々の発展を願う一日となりました。