小海支部総会が開催されました

 去る3月18日、小海支部総会が3年ぶりに小海駅前「盛柳軒」で開催されました。参加会員は27名、本会からは吉岡徹同窓会長、柳沢敬校長がご来賓として出席されました。
 
 黒澤大輔副支部長(96回)の開会挨拶に続き、小池民夫支部長(58回)は挨拶で、創立120周年記念式典の成功を喜び、さらに2029年開校予定の統合新校への期待を語りました。また、吉岡徹同窓会長(57回)は、小海支部総会の開催を言祝ぐとともに、会場でお配りした記念フォーラムの報告集を紹介しながら、一年延期となった記念式典の協力に対する感謝を述べ、さらに佐久に冠たる新校を創設するため、同窓会の力の結集を呼びかけました。また、柳沢敬校長(79回)は新任の自己紹介に続いて同窓会の物心両面にわたる支援に感謝の意を表すとともに、進路概況を含めた母校の近況と新年度以降への期待を報告されました。

小池民夫支部長

小池民夫支部長

吉岡徹同窓会長

柳沢敬校長

 続いて、統合新校創設の進捗状況が篠原秀郷再編検討委員長(65回)から報告されました。校地が現野沢北高校に決定したことを受け、開校までの課題として次の3点が示されました。
 
 ① 校地の拡幅
 ② 通学の利便性、安全性の確保
 ③ NSD(長野県スクールデザイン)プロジェクトによる新校舎の建設
 
 特に、①では北高西のバイパスと学校を直接つなぐこと、また②では佐久平駅、中込駅、北高を結ぶスクールバスの運行を強く求めています。今後、オール佐久の力を結集し、実現に向けて運動を推進する旨、方針が説明されました。
 
 新企画の『時局講演会』。小海町職員の篠原潤さん(90回)が「憩うまちこうみ事業」の詳細について資料を駆使して解説しました。松原湖畔のワークスペースを都市部企業に開放、ゼロカーボン事業と連携して「風土を生かした持続可能なまちづくり」を展開している自治体の努力が理解できました。現在、町と協定を結ぶ企業は24社にまで増えているということです。

「憩うまちこうみ」を語る篠原潤さん

参加した多くの支部会員

 今年度は役員の改選がありました。新しい支部長にこれまで副支部長だった古谷恒晴さん(66回)、新副支部長に土橋秀治さん(79回)が選出されました。小池支部長には長期間にわたりご尽力いただきました。感謝申し上げます。また、高校の変革期、新役員の皆さんのご活躍を期待いたします。

古谷恒晴新会長

黒澤大輔副会長   土橋秀治新副会長

 会議終了後は懇親会、旧交を温める姿が処々に見られました。久しぶりに、支部総会らしい支部総会が、小海から始まりました。