岳南会第2回代議員会が開催されました。(8月24日)
去る8月24日(土)、佐久グランドホテルを会場に恒例の代議員会が開催されました。参加者は40名、東京岳南会からも、新会長の土屋十圀さん(61回、本会副会長)及び副会長の田所春子さん(65回)、依田賢治さん(74回)にご参加いただきました。
吉岡徹岳南会長(57回)の挨拶に続く校長の柳沢敬先生(79回)の学校説明では、パワーポイント資料を駆使して、「探究的な学び」の重層的な充実した展開が話されました。特に、大学進学への接続の重要性は、時代の新しい価値観をグレードアップしたい現今のグローバルな大学の在りようを実感させました。
次に「Ⅰ報告事項」の要点を記しますので、岳南会員諸賢のご理解ご協力をお願い致します。
① 支部総会(上半期)の実施状況
❖東京支部、関西支部、岩村田支部、東支部、南牧支部、臼田支部、小海支部、八千穂支部、小諸支部
❖支部総会の開催がコロナ前に復しつつあります。懸案の佐久新校創設の課題がありますので、各支部とも実施を計画してください。
② 協力金の納入
❖一昨年の実績に戻っています。ご協力に感謝いたします。
7月末実績 260余万円
③ 戦没者等慰霊祭(貞祥寺慰霊碑前)
❖6月2日(6月の第1日曜日)、40人の参加を得て挙行されました。
❖在校生は「世界を考える会」から6人が参加し、3年生の竹内睦喜さんが慰霊の言葉を述べました。
❖野沢北高校は、今年から6月の第1日曜日を「平和を考える日」に制定しました。継続して平和学習に取り組んでいきます。
④ 2025(令和7)年岳南会総会
❖1月5日(日)佐久グランドホテル
代議員会 10:00 総会 13:00
❖講演は、能登半島地震のため今年の講演予定を中止せざるを得なかった、防災科学技術研究所総合防災情報センター長の臼田雄一郎氏(88回・筑波大学教授)を予定しています。
さて、議事「Ⅱ協議事項」は佐久新校創設が中心の議題。担当の篠原秀郷岳南会再編検討委員長(65回・副会長)より現況の説明があり、一同理解を深めました。
① 校地拡幅の課題
❖生徒の通学の安全性確保のため、自動車と徒歩・自転車の動線を分けたい。そのために、車が学校西のR141から直接学校に入れるよう県に要望している。
❖8月現在、拡幅の実現とその面積は未定。
② 新校舎建設の課題
❖2029年4月開校に向け、県は基本計画の策定を急いでいる。
❖十分な敷地と予算を投入するよう、県に要望している。
③ 今後の活動
❖岳南会再編検討委員会、野沢北・野沢南2校同窓会連絡協議会を企画形成の土台とし、佐久新校創設推進協議会(会長栁田清二佐久市長)で決定、運動を引き続き推進する。
この後、来年1月が役員改選の時期にあたることから、田原実夫前役員選出委員会委員長(60回・副会長)より7人の新役員選出委員の提案があり、委員長に甘利義夫小諸支部長(66回)、副委員長に青柳淳八千穂支部長(68回)が選任されました。
最後は、土屋十圀東京岳南会長の挨拶と乾杯の発声で始まった懇親会。同窓会という恒常的な親和力に満ちた会話がそこここに興り、参加された皆さんがともに自由な時間を過ごす夏の宵となりました。
大先輩の石山通泰さん(56回・中込支部長)の一本締めを以って宴も終焉に至りました。