野沢支部役員会が開催されました。(2024年11月28日)

 短い秋を置き去りにして寒気が列島を覆った霜月の夕べ、野沢支部役員会が「十一屋」で開催されました。野沢支部は多くの会員を擁する岳南会最大の組織のため、主要事項は役員会(各地区選出16人)の決定に委ねられています。
 会議冒頭の挨拶で、勝俣範夫支部長(63回・応援団長)は内外の経済社会的な変化に触れ、特にスペイン大統領ペドロ・サンチェス大統領の「気候変動が人間を殺している」という言葉を引用して、異常気象への警鐘を語りました。

挨拶する勝俣範夫支部長

学校の近況を報告する柳澤敬校長

 本会からは篠原秀郷副会長(65回)、また学校からは校長の柳沢敬先生(79回)、岳南会事務局長の井出誠先生(74回)が参加しました。
 篠原副会長は、まず校長の柳沢敬先生が今年度、文部科学大臣表彰を受賞されたことを報告し、母校発展へのご尽力を謝しました。続いて再編統合の進捗状況に触れ、前野沢支部長の駒村元万さんの多大なお力もいただき、校地拡幅(およそ5800㎡)が実現したこと、今後は周辺の道路等、環境整備の実現と来春早々に示される校舎の基本設計に注視し、「知の拠点校を創る」ために力を惜しまない決意を述べました。また、6月2日(日)の第24回戦没者慰霊祭の状況と参列者を代表した栁田清二佐久市長(85回)のご挨拶、わけても小池勇助軍医(3回)を顕彰する野戦病院「糸洲の壕」(糸満市)の整備と新春早々の竣工式(式典)の開催等、その報告がありました。さらに総会の講師臼田裕一郎総合防災情報センター長(筑波大教授・88回)を紹介し、1月5日の参加を呼びかけました。
 続いて校長の柳沢先生は、DXハイスクールなどスーパー探究校としての多彩な実践や海外を視野にした生徒の活動を紹介、さらに新校創設に向けて『今いる北校の教育を充実させて新校につなげていく』ことが基本であることを強調し、出席した皆さんの共感をよびました。
 会議終了後は懇親会。今年も北沢誠さん(60回)の乾杯に始まり、恩師や旧友の尽きない思い出の数々が披露され、さらに班活動や応援練習の話に花が咲きました。
 終わりに前副支部長の荻原泰昭さん(61回)の締めで一夜の散会となりました。

乾杯する北沢さん

歓談①

歓談②

歓談③